もしもあの時…。(上)
太一が座る。
「膝の上座れよ…」
「はぁー?やだよ!」
「いいから。な?」
太一は、『座らないとどうなってもいいんだ?』
という顔をする
「もう…」
私は、座る
太一は座るとすぐに私をいじめた…
「我慢しろよ」
耳元でつぶやく
え?
光希の指が私の中に入る…
あゆかも笠原君も気にせず話している
「ラブラブだねー」…なんていいながら
「やめ………て。」
「我慢しろよ…」
耳元でつぶやく…
「んふっ」
あゆかたちがこっちをみる。
「んー。今日も暑いよねー!」
「そんな、ラブラブしてるからだよ。」
「だね…」
声がでるのをごまかせない…なんて意地悪なのだろう…