もしもあの時…。(上)
萩野君との過去
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あれは中学三年生の冬…
受験も終わってきせつが変わろうとしてた。
「上野ー…」
その声はなにか自信のない感じの声で萩野くんはうつむいた
「どうしたの?萩野くん?」
私は萩野くんの顔を覗き込んで聞いたんだ
萩野くんの視線が私に刺さる!
「俺……
おまえの
こと…
「彩~」」
あ、涼花だ!
「おーい!」
私は笑顔で手を振った。萩野くんがどんな顔をしていたのかも知らずに、
「え?なになに?彩~。萩野くんとなにはなしてるの?告白?」
……………。
一瞬ときがとまるくらいの沈黙につつまれた。そんなはずない!イケメンで運動神経のいい!萩野くんーが
「……そう「違うよ!!萩野くんが告白する訳ないでしょ!」」
私はそういってしまった。
「え?そうなの?。」
わらっていう涼花顔は不思議そうな顔をしてように見えた。
「でも、萩野くんさぁ、彩のこと……」
「伊藤…もう帰ってくれ。」
萩野くんがそうつぶやいた…
「え?あ?ごめん!お邪魔だったね。」
私は、わかんなくて
「え?なになに???」
っと聞いた
「ごめん萩野くん笑がんばってー!!!」
それからしばらくして
「上野……」
そういって私は抱きしめられた、
「え?どうしたの?なんかあったの?泣いてるの?」
そのまま黙ったまま時間が過ぎた…萩野くんは泣いてもない。ずっと寂しそうな顔をしていたんだ
方
私は本当に萩野くんが好きだとは知らなかったんだ。
涼花にあのあときくまでは。