もしもあの時…。(上)
しばらくして
「大丈夫か?ちょっとこっちきて」
私は近くの公園に連れて行かれた…
「なにがあった?」
「なにも…ないよ。でも転んじゃって…私下手だなぁって」
笑顔でいった
矢崎君は困った顔をして
「さっきな。一年のバスケ部がおまえのこと言ってたんだ、うそだろ。それ?本当のこと言って?」
そんなこと言われて涙が止まらなかった
「そんなにつらかったのか…」
頭をなでられた…でも次の瞬間…