もしもあの時…。(上)
「あっすまん…」
なにがなんだかわかんなくて涙が止まらなかった
「大丈夫か?さっきはごめん」
手を握られていた…私の抵抗はあてにならない…もう、無理なんだ
「大丈夫ありがとう。」
「おれ、お前のこと…」
四月の風がわたしたちの邪魔をしたんだ
「ごめん聞こえない…」
「また言うな…」
このまま沈黙が続いた。
それから、矢崎君におくっていってもらったがなにもはなさなかった…
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