私のモテ期…??
と私は笑顔でいう。

「だからー!もういいや。いいよー。好きなので。」

と玲央は諦めていた。

「じゃあ遠慮なく選ぶからね!」

と私は満面の笑みで言った。

勿論、全部嘘。
これは玲央をいじりたいがために言っただけである。

「りょーかい。」

「楽しみにしてる!」

キーンコーンカーンコーン

とチャイムが鳴って私達は教室に戻った。

「あ、高橋くん、おはよー、昨日LINE返せなくてごめんねー!」

と前の席の高橋 誠也(たかはし せいや)くんに言った。
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