笑う門には福来る。
幸の幸せ

Prologue

高柳 幸(たかやなぎ さち)。昔からあだ名はさっちゃん。

小学生の頃に大好きだったお祖母ちゃんが亡くなった。
笑顔がとても素敵な優しいお祖母ちゃんだった。

「笑う門には福来る」お祖母ちゃんの口癖。

私は今でもお祖母ちゃんの言い付けを守るように何時でも笑っている。

「笑う門には福来る」今では私の教訓になっている。

「笑う門には福来る」意外と間違っていなくて、この教訓のお陰かは分からないけれど今までなんとかやってこれている。
その証拠に近所の人たちには可愛がられ、友達にも恵まれている。


そういえば、お祖母ちゃんも顔が広くみんなに慕われていたし、何より亡くなるまでお祖父ちゃんと仲良かった。
お祖父ちゃんとお祖母ちゃんは私の憧れ、理想の夫婦。

皆には、あんな夫婦は滅多にいない。って言われちゃうけれど、私の両親もこっちが恥ずかしくなるくらいラブラブなだけに私も大恋愛の末に結婚できると信じて疑わない。


まぁ、初恋すらまだなんだけど・・・


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