地味子の秘密♪

ー10分後ー

「おい!地味子!!」

ん?何か呼ばれた?

あ。私が気付かないあいだに、むーちゃんいなくなってたんだ。

(音羽さん達が怖かったので、すぐに教室から出ていきましたby.むーちゃん)

「な、なんですか…?」

さっさと仕事終わらせたいのに……。

「お前、調子のんなよ!?」

なんか知らない男子……男子Aにしとこう。

男子Aに胸ぐら掴まれた。

「えっ……?調子にのってませんよ……?」

意味分かんないんだけど。

「お前の態度とか、橘先生を渾名で呼んだりすることが調子にのってるっていうんだよ!!」

……ごめん。この人マジで訳わかんない。

「えっt((「そこまでだよぉ~♪美樹を掴んでる手を離してねぇ!」……」

音羽の言い方ってあれだよね。

頼んでないよね。

オブラートに包んでるけど。

離せって言ってるよね。

「な、なんでですか!鈴さんに言われる筋合いなんてないです!!」

……態度全然違うし。

優花が怒っちゃうよ?

「り、鈴が怒る前に離して……?」

「うるせぇ!!地味子は黙っとけよ!!」

あっちゃー……優花が怒るねー……

「……ねぇ……いい加減にしてくんない?僕に言われる筋合いないとか言ってるけど、普通にあるからね?僕の大切な親友の胸ぐら掴んでるんだよ?とっても関係あるよね。後、美樹じゃなくてお前が黙っとけよ。クソ野郎。僕、離せってちゃんと言ってあげたよね?……あぁ、クソ野郎だから日本語理解出来なかったかな。難しいこと言っちゃってごめんね?(クスッ」

優花のマシンガントーク来たー!!

あっ!優花が少しだけ怒ったときは一人称が僕に変わるんだよ♪

「はぁ!?ふざけんなよ、お前!ちょっと可愛いからって偉そうな口叩きやがって!!」

コイツ、男子Bね。

男子Bはバカだね。

……優花を殴ろうとするんだから。


ガシッ

スッ

バキッ


……殴ろうとしたやつを掴んで、相手の後ろに移動してー……。

ついでに、私を開放してくれた♪

みんなこっち見てるし……

……居心地悪いんだけど。

「り、鈴……。」

「そだねぇ~」

うん。すごいと思わない?

これだけで通じるんだよ?

とりあえずどこか違う場所行くかな……。

「探検しよっかぁ~♪」

「う、うん!……持ってくよね?」

「あぁ…持っていった方が便利だねぇ~」

バックにパソコン入れて、スマホをポケットに入れて、完了。

「じゃあ、行こっかぁ~♪」
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