地味子の秘密♪
音羽said
「何これ……?」
学校についたのはいいんだけど、何か上靴が汚れてるんだよね……
まぁ、いいや♪予備あるし♪
「どうしたのぉ~?美樹?」
「鈴……私の上靴汚れてた……」
「いじめだねぇ~……」
いじめ?あぁ、あれか……
別に気にしないけどねー♪
「……とりあえず教室に行こっかぁ~」
「うん……」
これは演技だよ?w
誰かが見てるかもだからねー
ー教室前ー
………黒板消し?
ドア開けたら、落下してきて粉かかるみたいな?
……これ吹っ飛ばs((ガンッ
あ、優花。
今のは優花が黒板消しを取って、どこかに投げて何かに当たった音だよ♪
「ちょっと!?何してるのよ!?」
あ、パンダ…((ん"ん"
すごい化粧の女子じゃん。
「え?何って黒板消し投げたんだよぉ?見てなかったのぉ?」
…………優花……
「憐様の机に投げるなんて、最低ー!!」
憐様?あぁ、青龍の幹部か……
「そんなこと知らないよぉ~♪邪魔なところに黒板消しなんかを仕掛ける奴が悪いんだよぉ♪」
優花は自分の席に行っちゃってるし……
まぁ、いいや♪
あ、メール来た……
【今日はどうする~?】
【本社の方に行ってないから、仕事くらいはしといた方がいいよねー……】
【分かったぁ~♪じゃあ、この間の続きしよぉ~?】
【優花はどこやるの~?】
【イタリアのをやるねぇ~!音羽はドイツのをお願いねぇ~?】
【了解!あ、3時間目はよろしく。星夜】
【こちらこそよろしくな。朔夜】
【おう!じゃあ、仕事しよ!】
パソコン出して……と。
カチカチカチカチ
~~♪
ガラッ
「はよー」
あ、むーちゃんだ♪
「また、あいつらは遅刻か……ってなんで、憐の机の上に黒板消しがあるんだ?」
優花が投げたやつ……
「有栖川さんと小澤さんがやりました!!」
え…私やってないのに……←
「あ?じゃあ、お前片付けとけよー」
さっきのパンダに言ってるし……
「えっ!なんでですか!?やったのは有栖川さん達ですよ!?」
「どうせ扉に黒板消しでも仕掛けといてそれを鈴さんがぶん投げて、投げた先が憐の机の上だった……みたいな感じだろ?仕掛けるやつが悪いんだよ。だから、お前が片付けとけ」
おー!むーちゃん凄い!!
当たってるー!
「それにしても、あいつらはよく遅刻する「すいません。遅れました」噂をすれば来たな。席に座れー」
あれが『青龍』か。
【媚売るぅ~?めんどくさくなりそうだし~……】
【そうだねー……】
「おい!!なんで、俺の机の上に黒板消しがあるんだよ!!」
あのうるさいのが憐か……
「あの人達がやりました!!」
だから、私はやってないってば……
「おいっ!「鈴さんと美樹さんはやってないから、喧嘩売るなよー」……は!?」
「お前ら「むーちゃん、パソコンしていいー?」話を遮るな!!」
優花は挑戦者だね……
青龍の奴の話を遮るなんて……
媚を売るって話はどこに行ったのかな?←
まぁ、許可もらったしパソコンやろー♪
カタカタカタカタ
………………
【音羽……】
【………何?】
【視線が…】
【しょうがないと思うよ。】
そうなんです。さっきから視線が……
「おい!!お前ら!なんで、橘先生の授業のときにパソコンしてんだよ!!」
うわ、うるさ……
「別に許可もらってるんだから、やってもいいでしょぉ~?それにうるさいよぉ?黙ってよねぇ~」
「憐、うるさいぞ。静かにしろ」
むーちゃん……優花も喋ってるのに、憐だけ注意するんだ……
「なんでこいつは注意しないんすか!?」
「鈴さん注意出来るわけないだろ。」
「その理由は!?」
「俺より強いし、怖いし、恐ろしいからに決まってんだろ!!」←
「橘先生。黒薔薇の副総長だった先生にこの人が勝てるっていうんですか?」
こいつは……副総長の光か……
「そんなこと出来るわけないやろ!!」
幹部でうるさい太陽……
「2人は俺より断然強いぞ?」
「えっ!この地味子ちゃんが強いの!?」
幹部の空……
「橘先生、ふざけないで下さいよ?」
こいつは総長の玲か……
「……………………」
で、さっきから無口なのが琉煌…だよね?
「とりあえず授業の続きやるぞ~」
……なんか憐から睨まれてる気がする……
【音羽~なんか憐から睨まれてる気がするよぉ…】
【やっぱり?私もそう思う…】
【ねぇねぇ!屋上行ってみようよぉ!】
【いいね!行こ!】
ガタッ
「おい!!どこ行くんだよ!!」
いちいちうるせぇな……
「むーちゃん、サボるねぇ~♪」
「おい!無視すんな!!」
「あ、はい。行ってらっしゃい。」
うるさいやつは放置して、屋上にレッツゴー♪