地味子の秘密♪
音羽said
やっぱり…か。
何がやっぱりかって?
いじめだよ。
い・じ・め♪
下駄箱の中に土とか……
別に大丈夫だけど、演技はしなくちゃねー……
「な、なにこれ……」
「美樹~どうしたのぉ~?」
「中に土が……」
「……困ったねぇ~……」
本当は困ってないけどね((クスクス
「とりあえず、教室に行こっかぁ~」
え?上靴?
放置だよ?
予備は持ってきてるし。
あ、教室着いた。
……よく飽きないね。
また黒板消しがあるよ。
ガラッ
……今日は黒板消しが当たらない位置で扉を開けただけだからね?
やっぱり黒板消しも放置するんだ。
「おはよぉ~♪いい朝だねぇ~??」
「はぁ?何がいい朝よ!黒板消し片付けなさいよ!」
うざいなぁ……
「うるさいねぇ~そんなこと言うならパンダが片付けなよぉ~♪」
ちょw言っちゃったww
「なっ!パンダじゃないわよ!!」
スルーして座るんだw
まぁ、私もだけど♪
「ちょっと、地味子!!」
うげっ!めんどくさいやつ来たし……
「な、なんですか……?」
「黒板消し片付けなさいよ!!」
「な、なんで私が片付けなきゃいけないんですか……!」
「何でもいいから片付けなさいよ!!」
「うるさいですよ。朝から何を騒いでいるのですか。」
あ、青龍の副総長の光だ。
「「「「「きゃぁー!!!!!!」」」」」
「今日わぁ〜朝から来てるんですねぇ♡」
今のは優花だよ?
……もちろん演技だから、誤解しないでね?
「…うるさいです。黙って下さい。」
「えぇ~そんなこと言わないでぇ~もっと話しましょうよぉ~」
「うるさいと言ってますよね。本当に黙って下さい。」
「はぁ~い……」
「演技、お疲れ様。((ボソッ」
「ありがとぉ♪((ボソッ」
そろそろむーちゃん来るか……
ガラッ
「席に着けー」
ほら…ね?
「今日は青龍もちゃんと来てるのか。」
「むーちゃん。後で話があるんだけど~どうしたらいい~?」
ああ……麗斗のことか……
「そうですね……これが終わったら、話しましょうか。」
「了解~♪」
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「美樹さん。鈴さん。話とは?」
今は誰もいないところで話してる。
「……今日、麗斗が来る……」
「!!……本当に…麗斗が来るのか……?」
…思わず敬語じゃなくなってるね……
ああ…麗斗について何も言ってなかったね。
じゃあ、先に麗斗の紹介をするよ……