同居は大変?!~1~
「男三人組に絡まれてたとき…」
ん?あぁ、そんなこともあったな。
忘れてたなー。
「あぁ!あれね。
俺が休んでるときに一花飲み物買いに行ってて
あまりにも遅かったから探してたら
ナンパされてたから助けただけ。
あぁでも言わないと相手も引き下がらないでしょ?」
そう言うと女は明るくなった。
「そうですか!
私、久城くん好きなの。
だから諦めれない。
でも応援するね???
好きな人の幸せ祈らないとね?
あ、私同じクラスの日比野美紀!
多分知らないと思うけど…覚えておいて!
急いでたのに時間を使ってくれてありがとう。
また明日ね~」
そう言って日比野美紀って奴は屋上から出て行った。
あの時、ニヤって笑ったことも知らないまま俺は一花の元に急いだ。