上等ぢゃん!~何でもかかって来い!!~
「サンキュー!じゃあ今日の帰り、迎えに来るから!」


そう言って、チャイムがなる3分前に椎名は自分の教室に戻っていった。



あたしも教室に戻る。



「ね・ね・!椎名くんの依頼なんだったの?」



「つーか依頼なの!?」


上から順に愛子に茉希(まき)。


「告られたん!?」


「まじで!?」


「うわー…全男子生徒が泣くんじゃね?」


順に隆也(たかや)、広基(ひろき)、亮太。



「告られてないよ。依頼が来た」


「「どんな依頼!?」」


愛子と茉希が声を合わせて言う。


「それが…〈wing〉の頭の代理をしてくれって言うことだった…」



「は!?〈wing〉ってあのヤバい族の!?」



と広基。



「うん…」








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