【完】学校1のモテヤンキーの彼女になった私
ゆっちゃんと手を繋いで街を歩く。
まぁ、今日会えるとは思わねぇし
デートを楽しむか。
「ゆっちゃん、なんか食いてぇのある?」
『アイス!暑いもん…』
「確かに今日暑いよな」
地球温暖化のせいか暑い。
いつもより暑い。
アイスクリーム屋に寄った。
『んーと…チョコレートにしようかな』
「チョコレート好きだな」
『チョコレートと食べると安心するんだ』
「安心する?」
『昔から嫌なことがあって泣いて帰るとお母さんがいつもチョコレートくれたの。
そしたら元気になれたの。
それからチョコレート好きになったんだ』
「そっか」
ゆっちゃんの頭を撫でると、ふにゃりと可愛く笑う。
ゆっちゃんは俺と2人の時だけこんなに甘えるんだ。
大野とか悠真とかいたら少し冷たい部分もある。
ツンデレってやつだな!