【完】学校1のモテヤンキーの彼女になった私



『宙人!痛い!痛いよ!』


「あ、ごめん…」


掴まれていた腕をゆっくり離して撫でてくれた。


『どうしたの?』


「アイツがゆっちゃんのこと下の名前で呼んだから」



それって…


『嫉妬?』


「悪ぃかよ」


『別に悪くない。嬉しい』


宙人の手に自分の手を添えた。



「俺ゆっちゃん大好き過ぎる!」


『私も宙人大好き過ぎる!』



結局バカップルみたいになっちゃうのよね~



昼休みが終わるまで宙人とずっと何もせず

隣に座るだけの2人の世界を楽しんだ。

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