【完】学校1のモテヤンキーの彼女になった私
宙人side
次の日ゆっちゃんに呼び出された。
「何?」
ゆっちゃんがアレは間違いだって言ってくれたら
ごめんって謝ってくれたら
俺も謝ろう。
そう思ってた。
そう思ってたのに
『別れてください』
…は?
何言ってんの?
まさかゆっちゃんから聞くとは思わなかった。
『ごめんなさい』
「俺のこと好きじゃなかったのかよ?
昨日のことは許すから。
だから」
『ごめんなさい、もう決めたことなの』
ゆっちゃんは振り返ることなく俺の前から立ち去った。
ガラにもなく涙が出た。