【完】学校1のモテヤンキーの彼女になった私
「アイツもわかってるんだ。
自分がしたことは悪いことだと。
だからもう突き放してやれ。
いつまで経っても互いに傷を増やすつもりか?
自分が犠牲になればいいって話じゃないだろ?」
YAMATOさんとARUTOさんの言葉は胸に刺さった。
断るのも愛情…
いつまで経っても互いに傷を増やすだけ…
『自分の気持ちに素直になって…
いいんですかね?』
2人は頷いてくれた。
『ありがとうございます』
「ライブだけは観てね。
チケット代もったいないからさ」
『はい、頑張ってくださいね』
もう一度2人に頭を下げて楽屋を後にした。