ラストボーイ






「えっと、水着とタオルと・・・浮き輪と・・・」



よしっ準備出来たっ!!



今日は皆で皆で海に行く日!
天気も良いし、さいっこーな海日和!



「あっ、日焼け止め入れなきゃっ」




これで良しっ。
着替えやらなんやらで、
結構荷物増えちゃったなぁ・・・まっいっか♪




「芽生ー。愁ちゃん来たわよー。」




「はーいっ!今行くっ」



駅まで愁ちゃんと2人で行く事にした。



「愁ちゃんおはよっ!」




「荷物多くない?」



その通り・・・。
あたしの両手は完全に塞がってるから。

何をそんなに持ってきたんだろう?



「貸してみ。」



「えっ、いいよっ!大丈夫だよっ」



片方の荷物を軽々肩に背負って、
愁ちゃんは歩き出した。



「愁ちゃんありがとっ♪」



「ん」




それにしても暑い。
歩いてるだけなのに息上がっちゃうよお。

愁ちゃん足早いし・・・。
日焼け止め塗って出てきたけど、
強い紫外線で肌がジリジリしてるのが分かる。





愁ちゃんと海に着いてまず何をするか話し合いながら駅に向かった。



海といえば、やっぱりかき氷でしょ♪



食う事ばっかって愁ちゃんに小突かれたけど、
なにしろ暑いから冷たい物が欲しいし、
海に入りたいなあ。





「芽生ー!」



駅には既に三人揃っていた。



やっぱり礼ちゃんも荷物多い・・・・・苦笑
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