ほわほわさんの別の顔



「玲愛?どうかしたの?…もしかして…西山に何かされたの!?」



「いや、西山は西山なんだけど…」



「なんだけど?」



優花が首を傾げて不思議そうに私を見つめる


そんな時


キーンコーン



「あ、授業…」



私がそう言うと



「そんなの関係ない!!いいから!西山が何!なんなの!!」



早く早くと私の腕を掴んでぶんぶん
振り回す優花



「わかった!わかったから離して~!!」



「よし、分かった」



そう言って私の腕を掴んでいた手を離して
近くにあった椅子に座って
私の正面に座ると


「はい、続けて」



優花は満足気に私に言った

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