ほわほわさんの別の顔





「あーあ委員会の当番回ってこないかなー」




「玲愛ちゃん図書だよね!」




なんで知ってんのかは置いとこう



日常茶飯事だ。




「でも確か…向井先輩も…」





何故か心配そうに私の顔を覗きこむ西山



「向井先輩も図書だけど?」




「っ!」




今にも俺様になりそうな西山



多分甘えん坊な西山から俺様な西山に変わるのは向井先輩が関係してるんだ


西山は私が向井先輩を好きなのを知ってるのかもしれない


でもそれでも私の事諦めないならやっぱり
知らないのかな?



「玲愛ちゃん…何で図書委員にしたの?」



決まってるじゃん


向井先輩がいるからだよ








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