お面妖狐
「そうなんですか」
総司の手を見ると、ビンがいくつかあった。
『…あれ?1つ足りないような…』
「はい。気になって飲んじゃいました♪
昨日」
『はっ?!!!!』
き、昨日?!!!!
『か、身体は大丈夫なんですか?!!
ど、どっか変わったところとかないですか?!』
総司に飛び付いて異常がないかペタペタ身体を触る。
「ククッ、くすぐったいですよ」
『え?!あっ、ごめんなさい!!』
「って、急に立ったら駄目ですよ」
と、無理矢理布団に戻される。
「3年たってるから心配なんですか?
大丈夫ですよ?
飲んだ瞬間ちょっと身体に熱がこもって頭に変な感じがしただけですので♪」
物凄い変化が起きてるじゃん!!!!
ヤバい…。思い出した…。