お面妖狐



な、なにこの状態…!!!

なぜ、私が総司に押し倒されているのかが不思議だ…。





「白夜さん、好きです大好きです。
死ぬほど愛してるんです」


『なっ…』





絶対真っ赤!!!!





「白夜さんからも聞きたいです」


『わ、私からっ?!!』


「はい♪」





私から…、私から総司に…。


総司はニヤニヤして真っ赤な私を見つめてる。





『…す、好きです!
私も総司の事、大好きです…』


「クスッ。僕もです。
好きです。大好きです、愛してます」


『わ、私も!!!!…っ!!!』





いきなり総司に接吻された。

池田屋以来だ。





「もう一度言います。僕と恋仲になってくれませんか?」


『…は、はぃ…』

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