お面妖狐




『総司。狐になれる?』





総司の腕から飛び降りて言う。





「狐にですか?んー…。どうやってやるんですか??」


『えっと…、普通に狐に戻るって思えば戻れます』





ポンッ





「なれました!!!!」





尻尾も9つある。

総司も妖怪になっちゃったのか…。





『よし、行こう』


「はい♪」






前に進もうとすると、前からなにかが走ってきて私に突撃した。





『う"っ!!』


「わぁぁぁ!!!!!白夜様ぁぁぁ!!!
ご無事で何よりですぅぅぅ!!!!!」





見なくてもわかる。一馬だ。





『この状態でご無事なわけあるかぁぁぁ!!!!!!』

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