お面妖狐
「悪い種類ですね~」
「長州は簡単に人を斬るからな」
人だけじゃない。妖怪を作ろうとするためだけに、私の仲間と家族を殺した。
妖怪は死なないけど、一気に血が体内から外に溢れると、死。
『…そう』
「さっ!甘味食べに行きましょう!!」
グイッ
この人たちは腕を引くのが好きなの?
***
「いただきまっす!」
甘味を食べる総司はニコニコしてる。
甘党なのかな??
「なぁ、なんて名前なんだ??」
迅雷と言えば、ばれるかもしれない…。
『…白夜』
「白夜っていうのか?かっけぇ名前だな!俺は、藤堂平助だ」
「沖田総司です」