お面妖狐
すまねぇな。と言っていながらまだ私を警戒しているのは原田佐之助ね。
「まずは会議だ。総司。みんなを俺の部屋に集めてくれ」
「はいはーい。部屋片付けといてくださいよ~」
「片付けてあるわ!!!総司は一言余計なんだ!!!」
片付けるの苦手そうな顔してるからね。
それに、副長なら仕事も多いはずだから、だいぶ部屋は汚そう…。
「白夜、
そんな目で俺を見るな」
どんな目だろうね?
『お面つけてるから目は見えないんじゃないの?』
「…まぁいい。ついてこい」
流石バカ鬼だな。馬鹿だ。
土方に素直についていくと、少しキレイな部屋についた。
『土方汚い』
「俺はっ…。
あー。もう俺はなんも言わね…」