お面妖狐
「ん~♪幸せです!」
『総司はよく食べるな』
「はい♪甘味は命ですから♪」
音符がいっぱいついてるよ。
「食べ終わったらどこ行きます?」
『総司が行きたいところで』
「僕の行きたいところ??
特にないですが??」
『じゃあ、帰ります?』
「散歩しましょう♪」
散歩って、どこいくんだろ。
「白夜さん、白夜さんって森で暮らしてたんですよね?」
『そうですが』
「家ってあったんですか?」
『ありましたよ。今はもうありませんが』
燃やされた。
もう、あそこに戻れないように。
奴らが燃やした。