お面妖狐



大きさてきに。






『総司。あの部屋ではなにをやっているんだ?』


「え、え?特になにもやってませんよ??」





必死に隠す総司は慌てているから
バレバレ。





『なにもやっていないなら、行っていいよね』


「えぇ?!!!ダメですよ!!!!」


『なんで?なにもやっていないんでしょ?
行っても問題ないじゃん』





私は拷問が行われている部屋に近づく。





「ですけど、ダメなんです!!!」





総司を無視して、部屋の扉を開けた。





「!!!白夜?!!」


「てめぇ、なんでここに!!
おい、総司」


「す、すいませんでした…」





やっぱり、平助と土方か。

総司は土方に私をここに近づけるなと命令されてたってことね。





「…びゃく…や…?」

< 66 / 207 >

この作品をシェア

pagetop