お面妖狐
「森に逃げます?」
『そうだね。森は私達の家当然だからね』
屯所からでて、森を目指す。
『一馬。今回の事件。新撰組が勝つと思う?』
「さぁ。俺にはわかりません。
あいつら自身ですよ」
『だよね』
べつに、勝っても負けてもいいんだけど、
やっぱり、長州に勝ってほしい。
「あいつ。もう来てないね」
『会議が、あるからね。
戻るの嫌だし、事件起きるまで待ってようか』
「そうですね」
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