約束、
「え?」
「だから話してあげて。」
突然すぎてとても困った。
「あんたはいつも勝手なんだから。」
と玲奈が言い、申し訳なさそうにあたしに手を合わせてきた。
「大丈夫だって。ほれ、陽。」
聞き覚えのある名前で、
「こんちは。」
と言った男の人を見た瞬間
「あ!」
と声をだしてしまっていた。
「入学式のとき、話したの覚えてる?」
と言われ、あたしはうなずく。
「陽、良かったじゃん。じゃ、玲奈。俺等は邪魔そうだからどこかでデートしよう。」
と達輝君が玲奈を連れて行こうとしたので
「玲奈。」
と小さい声であたしが呼ぶと玲奈はあたしの何かを察してくれたらしく
「達輝、今日は私と亜希のデートなの。陽君も今日はごめんけど・・・」
と言ってくれた。
「あ、こちらこそいきなりすんません。」
と言い、その場を立ち去ろうとした、
「じゃ、亜希ちゃん。アドレスだけでもいい?」
と達輝君に言われ、断る理由もなく
「いいですけど・・・」
と言ってしまい陽君とアドレス交換することになってしまった。
男の人にはアドレス、教えないと決めていたのにな。
赤外線通信をしているときのあたしの顔はとてもひきつっていただろう。
「だから話してあげて。」
突然すぎてとても困った。
「あんたはいつも勝手なんだから。」
と玲奈が言い、申し訳なさそうにあたしに手を合わせてきた。
「大丈夫だって。ほれ、陽。」
聞き覚えのある名前で、
「こんちは。」
と言った男の人を見た瞬間
「あ!」
と声をだしてしまっていた。
「入学式のとき、話したの覚えてる?」
と言われ、あたしはうなずく。
「陽、良かったじゃん。じゃ、玲奈。俺等は邪魔そうだからどこかでデートしよう。」
と達輝君が玲奈を連れて行こうとしたので
「玲奈。」
と小さい声であたしが呼ぶと玲奈はあたしの何かを察してくれたらしく
「達輝、今日は私と亜希のデートなの。陽君も今日はごめんけど・・・」
と言ってくれた。
「あ、こちらこそいきなりすんません。」
と言い、その場を立ち去ろうとした、
「じゃ、亜希ちゃん。アドレスだけでもいい?」
と達輝君に言われ、断る理由もなく
「いいですけど・・・」
と言ってしまい陽君とアドレス交換することになってしまった。
男の人にはアドレス、教えないと決めていたのにな。
赤外線通信をしているときのあたしの顔はとてもひきつっていただろう。