Love Place
chance
────翌朝。
いつもより電車は一本乗り遅れたけれど。
ちゃんと時間内に会社に着くことができた。
そして、、、
「莉茉っ!どうだった!?」
来たっ……
とうとう地獄の時間が来てしまった。
「えっ、う、うん……」
「莉~茉~?あんたもしかして……」
ここは正直に答えないと私の身が危ない。
「そ、そのもしかして……です……」
私がそう答えると。
「莉茉っ!!!!あんたねぇ!!」
予想通り、怒られてしまった。
「ごっ、ごめんなさいっっつ!」