Love Place



キスの雨は止むことがなくて。


息継ぎをするためにお互いに顔を離したのを合図に。



私たちは甘く、ときに激しく交わった。



初夏の真夜中。


冷房を付けていても蒸し暑い中で、


私たちの身体はじっとり汗ばんでいた。


そんなことも気にならないくらいに疲れていて。


私は結局、そのまま寝てしまった。



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