イジワル同期とルームシェア!?
「んー、わかった。よくわかった。……でも、もう一回言わせてくれ。俺と毬絵さんは本当になんでもない。誓って何もない」
「でも!昨日……」
興がそがれたのか、元希が私の上から退いた。
「この間の件のお侘びの一環だよ。大丈夫、昨日の外出は安島部長も知ってることだから。アヤが余計な気を回さなくてもいい」
私も身体を起こし、元希に乱された襟元を直す。Tシャツだから、たいして直すこともないんだけど、気分の問題ね。
元希はソファにかけた状態で、気まずげにうつむき私を見ない。
完全に正気に戻っているようだ。
しばしの沈黙を挟んで言った。
「えっと……ちょっとからかおうと思ったんですが、おふざけが過ぎました。スミマセン、反省してます」
「ええ、そんなコトだろうと思ってました」
私は憤慨した口調で答える。
正直、まだ胸は早鐘を打っていたし、元希の唇が触れていたところはじんじんと熱い。
「ホント、申し訳ない。お詫びに今週末、ちょっと楽しいところに連れて行くんで、許してもらえませんかね」
「でも!昨日……」
興がそがれたのか、元希が私の上から退いた。
「この間の件のお侘びの一環だよ。大丈夫、昨日の外出は安島部長も知ってることだから。アヤが余計な気を回さなくてもいい」
私も身体を起こし、元希に乱された襟元を直す。Tシャツだから、たいして直すこともないんだけど、気分の問題ね。
元希はソファにかけた状態で、気まずげにうつむき私を見ない。
完全に正気に戻っているようだ。
しばしの沈黙を挟んで言った。
「えっと……ちょっとからかおうと思ったんですが、おふざけが過ぎました。スミマセン、反省してます」
「ええ、そんなコトだろうと思ってました」
私は憤慨した口調で答える。
正直、まだ胸は早鐘を打っていたし、元希の唇が触れていたところはじんじんと熱い。
「ホント、申し訳ない。お詫びに今週末、ちょっと楽しいところに連れて行くんで、許してもらえませんかね」