イジワル同期とルームシェア!?
深夜のニュースが始まったようだ。慌てて画面にはかぶりつくと、現場が大写しになった。
と言っても、首都高の下を通る幹線道路からの見上げた画像だったけれど。
あの中に、どうかどうか薗田エアサポートの営業車がありませんように。
目をこらしたって見えない。
元希、早く帰ってきて。
早く連絡ちょうだい。
怖くて頭がおかしくなりそう。
どんどん最悪の状況に想像が行ってしまう。
スマホが振動していることに気づく。
LINEだ。開くと差出人は涼子だった。落胆を感じながら見ると、心臓が止まりそうになった。
『湾岸線の事故知ってる?』
『うちの会社の車、巻き込まれたらしいよ』
最悪の情報だ。
ああ、やっぱり……、元希は事故に巻き込まれたのかもしれない。
涼子に返信している暇はなかった。
私は立ち上がると、ジーンズにTシャツという外に出ても差し支えない格好になる。
会社に行ってみよう。誰かこの事故について対処している人間がいるはずだ。
元希のことを聞きに行こう。
唇をぎゅっと噛み締める。
泣くな。
泣いたら、怖いことが全部本当になってしまう。
そんな気がする。
と言っても、首都高の下を通る幹線道路からの見上げた画像だったけれど。
あの中に、どうかどうか薗田エアサポートの営業車がありませんように。
目をこらしたって見えない。
元希、早く帰ってきて。
早く連絡ちょうだい。
怖くて頭がおかしくなりそう。
どんどん最悪の状況に想像が行ってしまう。
スマホが振動していることに気づく。
LINEだ。開くと差出人は涼子だった。落胆を感じながら見ると、心臓が止まりそうになった。
『湾岸線の事故知ってる?』
『うちの会社の車、巻き込まれたらしいよ』
最悪の情報だ。
ああ、やっぱり……、元希は事故に巻き込まれたのかもしれない。
涼子に返信している暇はなかった。
私は立ち上がると、ジーンズにTシャツという外に出ても差し支えない格好になる。
会社に行ってみよう。誰かこの事故について対処している人間がいるはずだ。
元希のことを聞きに行こう。
唇をぎゅっと噛み締める。
泣くな。
泣いたら、怖いことが全部本当になってしまう。
そんな気がする。