イジワル同期とルームシェア!?
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すでに同居1ヶ月となる元希の部屋までは10分ほど。
帰り道はほぼ無言だった。
「夕食、どうする?」
元希が聞いてきた。本来なら月曜は私が当番だ。しかし、今日も元希を避けていた私は早々に別々の夕食を提案していた。
私は答える。
「まだ、時間も早いし、先に話そう」
定時から間もなく帰宅してきたので、外はまだ明るい。
元希はグラスに二人分の麦茶を注ぐと、ダイニングテーブルに置き、椅子を引いた。
普段着には着替えていない。ボタンダウンのワイシャツにスラックスという姿だ。
今日も35度を超える猛暑。歩いて帰るまでに私たちは汗びっしょりになっていた。
だけど、私も通勤服のブラウスとスカートのまま、テーブルについた。