イジワル同期とルームシェア!?
私はというと、晴れて元希の恋人となった。
あっという間に元希の部屋に出戻り、以前の同居生活のように家事分担をしながら楽しく暮らしている。
変わったことといえば、しょっちゅう元希にキスされたり、押し倒されたりっていうくらい。
スーパー鈍感女が今までたっぷり我慢させてた分、元希の愛情はなんていうか爆発状態といいますか……。私も元希の求めに応じまくっているわけで……。
会社で顔を合わせると赤面してしまうくらい、元希には苛められている毎日だ。
「あー、忘れてた。来週の金曜、毬絵さんと安島部長が一緒にメシ食おうってさ」
マンションを見上げる位置までやってくると、元希がたった今思い出したというように口を開いた。
「え!?緊張するんですけど!」
元希の恋人ということで、私も未来の社長会に混ぜてもらうのは、なんだかすごく身分不相応な感じ。
途端に挙動不信な私を元希が笑った。
「大丈夫だって。別に小難しい話をするわけじゃなくて、ねーちゃん夫婦とメシくらいに思っとけよ」
「まあ、毬絵さんにはお世話になってるし、断らないけどさー」
元希は私と暮らす前から、毬絵さんに恋愛相談をしていたらしい。
実際は、元希の気持ちに毬絵さんが気付いちゃったらしいんだけど。
そんな元希がお世話になったお姉さまの誘いを無碍にはできないじゃない。
あっという間に元希の部屋に出戻り、以前の同居生活のように家事分担をしながら楽しく暮らしている。
変わったことといえば、しょっちゅう元希にキスされたり、押し倒されたりっていうくらい。
スーパー鈍感女が今までたっぷり我慢させてた分、元希の愛情はなんていうか爆発状態といいますか……。私も元希の求めに応じまくっているわけで……。
会社で顔を合わせると赤面してしまうくらい、元希には苛められている毎日だ。
「あー、忘れてた。来週の金曜、毬絵さんと安島部長が一緒にメシ食おうってさ」
マンションを見上げる位置までやってくると、元希がたった今思い出したというように口を開いた。
「え!?緊張するんですけど!」
元希の恋人ということで、私も未来の社長会に混ぜてもらうのは、なんだかすごく身分不相応な感じ。
途端に挙動不信な私を元希が笑った。
「大丈夫だって。別に小難しい話をするわけじゃなくて、ねーちゃん夫婦とメシくらいに思っとけよ」
「まあ、毬絵さんにはお世話になってるし、断らないけどさー」
元希は私と暮らす前から、毬絵さんに恋愛相談をしていたらしい。
実際は、元希の気持ちに毬絵さんが気付いちゃったらしいんだけど。
そんな元希がお世話になったお姉さまの誘いを無碍にはできないじゃない。