イジワル同期とルームシェア!?
「あとさ、今週末、どっちみち買い物に出るなら家具見に行かねぇ?」
マンションのエントランスに入り、エレベーターの上昇ボタンを押すと、元希が提案してくる。
家具なんて何がいるのやら。
「いいよ。私ももう一個プラスチックのタンスが欲しいなぁって思ってた。でも、元希は何買うの?」
「ダブルベッド」
元希がさらっと答えた。
ダブルベッドって!最初の買出しの時、全力で拒否ったヤツじゃん!
「仮想夫婦にはいらなくても、未来の夫婦にはいると思わないか?今、アヤは俺のベッドの横に布団敷いてるけど、もうちょっと寒くなったら、床にチョクは冷えるぞ」
「え~、でもあのお布団に愛着あるしなぁ~」
否定的に答えてみる私。
だって、ダブルベッドなんかに寝たら、それこそ毎晩イチャイチャになっちゃうよ!体力もたないよ!
「アヤが何考えてるかわかるな~」
元希が意地悪く笑う。
うぐぅ、私の恥ずかしい想像、バレてるみたい。
「いや、ホントにあのお布団大事なのよ?心細い日々を支えてくれた戦友としてね?」
「昼寝布団として、たまに使え」
マンションのエントランスに入り、エレベーターの上昇ボタンを押すと、元希が提案してくる。
家具なんて何がいるのやら。
「いいよ。私ももう一個プラスチックのタンスが欲しいなぁって思ってた。でも、元希は何買うの?」
「ダブルベッド」
元希がさらっと答えた。
ダブルベッドって!最初の買出しの時、全力で拒否ったヤツじゃん!
「仮想夫婦にはいらなくても、未来の夫婦にはいると思わないか?今、アヤは俺のベッドの横に布団敷いてるけど、もうちょっと寒くなったら、床にチョクは冷えるぞ」
「え~、でもあのお布団に愛着あるしなぁ~」
否定的に答えてみる私。
だって、ダブルベッドなんかに寝たら、それこそ毎晩イチャイチャになっちゃうよ!体力もたないよ!
「アヤが何考えてるかわかるな~」
元希が意地悪く笑う。
うぐぅ、私の恥ずかしい想像、バレてるみたい。
「いや、ホントにあのお布団大事なのよ?心細い日々を支えてくれた戦友としてね?」
「昼寝布団として、たまに使え」