イジワル同期とルームシェア!?
「ちょっと失恋したてで。新しい恋愛は当分無理かなぁって」
「ふぅん、じゃ俺と恋愛してみる?嫌な思い出、なくなるかもよ」
つい、ノリで言葉にしてしまった。
言ってから焦る。
オイオイ、俺、何言ってんの。
さすがにドン引かれるだろ。昨日同じ班になったばっかの男に口説かれたらさ。
ブンを困らせるつもりが、俺が困ってどうするんだよ!
「青海くんて、そういう系?顔もかっこいいし、女の子に不自由してこなかったんでしょ。発言チャラいよ」
案の定、ブンは顔をしかめている。そのしかめっつらがまた、結構ポイントが高いのは置いておいて、ブンは俺の言葉に動揺しているみたいだ。ウィンナーが上手く箸で掴めずにいる。
俺は慌てて訂正しておく。
「冗談、冗談。ちなみに俺、女の子に不自由しまくってるタイプなんで。本気でそんなこと言えません」
「嘘だー。顔も声もカッコいいもん。モテないなんて嘘だー」
「本当ですー」
ブンはふぅっと呆れたようにため息をついて、再び弁当を食べ始めた。
困った顔も嫌な顔も存分に見られたけど、まだ足りない。
「ふぅん、じゃ俺と恋愛してみる?嫌な思い出、なくなるかもよ」
つい、ノリで言葉にしてしまった。
言ってから焦る。
オイオイ、俺、何言ってんの。
さすがにドン引かれるだろ。昨日同じ班になったばっかの男に口説かれたらさ。
ブンを困らせるつもりが、俺が困ってどうするんだよ!
「青海くんて、そういう系?顔もかっこいいし、女の子に不自由してこなかったんでしょ。発言チャラいよ」
案の定、ブンは顔をしかめている。そのしかめっつらがまた、結構ポイントが高いのは置いておいて、ブンは俺の言葉に動揺しているみたいだ。ウィンナーが上手く箸で掴めずにいる。
俺は慌てて訂正しておく。
「冗談、冗談。ちなみに俺、女の子に不自由しまくってるタイプなんで。本気でそんなこと言えません」
「嘘だー。顔も声もカッコいいもん。モテないなんて嘘だー」
「本当ですー」
ブンはふぅっと呆れたようにため息をついて、再び弁当を食べ始めた。
困った顔も嫌な顔も存分に見られたけど、まだ足りない。