君に恋していいですか?
梨花に強引に手を引かれ、志信は店内に足を踏み入れた。
(すっげぇ恥ずかしいんだけど…。)
試着室の前で、梨花が中の誰かに声を掛けた。
「着替えました?開けてもいいですか?」
「あ…ちょっと待って…。」
その聞き覚えのある声に志信はドキッとした。
(え?今のって…。)
しかしあの薫が休日に社内の人間と仲良く買い物に出掛けたりするはずはない。
(オレ、卯月さんの事好きすぎて、おかしくなってきたのかな?)
志信が首をかしげていると、また試着室の中から声が聞こえた。
「もう大丈夫。」
(え?やっぱり似てる?)
「開けますよぉ。」
(すっげぇ恥ずかしいんだけど…。)
試着室の前で、梨花が中の誰かに声を掛けた。
「着替えました?開けてもいいですか?」
「あ…ちょっと待って…。」
その聞き覚えのある声に志信はドキッとした。
(え?今のって…。)
しかしあの薫が休日に社内の人間と仲良く買い物に出掛けたりするはずはない。
(オレ、卯月さんの事好きすぎて、おかしくなってきたのかな?)
志信が首をかしげていると、また試着室の中から声が聞こえた。
「もう大丈夫。」
(え?やっぱり似てる?)
「開けますよぉ。」