君に恋していいですか?
薫は自分の気持ちに戸惑っていた。
(でもこのまま二人っきりって言うのも…。いやいや…二人っきりだからって、何かあるとは限らないし…。って言うか、何かって…何を考えてるの私?!)
そんな事をぐるぐると考えながら、薫はチラリと志信の様子を窺った。
志信は顔色ひとつ変えないで、平然とビールを飲んでいる。
(ホラ…。どうって事ない…。)
薫がとりとめもないことを考えている間、志信は志信でドキドキしているのを薫に気付かれないように平静を装っていた。
(二人っきりでこのまま耐えられるかな…。昨日酔っておかしな事言ったばかりなのに、ここで手ぇ出したら、それこそ酔って誰にでも手を出す男と思われかねない…。)
一時の感情に流されて薫に嫌われるような事だけはしないでおこうと心に誓いながら、志信はビールを飲み干した。
(でもこのまま二人っきりって言うのも…。いやいや…二人っきりだからって、何かあるとは限らないし…。って言うか、何かって…何を考えてるの私?!)
そんな事をぐるぐると考えながら、薫はチラリと志信の様子を窺った。
志信は顔色ひとつ変えないで、平然とビールを飲んでいる。
(ホラ…。どうって事ない…。)
薫がとりとめもないことを考えている間、志信は志信でドキドキしているのを薫に気付かれないように平静を装っていた。
(二人っきりでこのまま耐えられるかな…。昨日酔っておかしな事言ったばかりなのに、ここで手ぇ出したら、それこそ酔って誰にでも手を出す男と思われかねない…。)
一時の感情に流されて薫に嫌われるような事だけはしないでおこうと心に誓いながら、志信はビールを飲み干した。