君に恋していいですか?
自分の部屋に帰った志信は、冷蔵庫から缶ビールを取り出してタブを開け、勢いよく喉に流し込んだ。
タバコに火をつけ、ため息と一緒に煙を吐き出した。
流れてゆく煙を目で追いながら、さっきまで腕の中にいた薫の感触を確かめるように、ギュッと手を握りしめた。
(危うく抑えられなくなるとこだった…。)
倒れ込んだ薫を受け止めた時、薫の体の華奢さと柔らかさに戸惑った。
顔を真っ赤にして恥ずかしがる薫が堪らなくかわいくて、愛しくて、思わず抱きしめていた。
髪から微かに香るシャンプーの匂いが鼻腔をくすぐり、体に押し当てられた柔らかい胸の感触に、理性が吹き飛びそうになった。
(あのまま強引に押し倒してたら…卯月さんはどうしただろう…?)
タバコに火をつけ、ため息と一緒に煙を吐き出した。
流れてゆく煙を目で追いながら、さっきまで腕の中にいた薫の感触を確かめるように、ギュッと手を握りしめた。
(危うく抑えられなくなるとこだった…。)
倒れ込んだ薫を受け止めた時、薫の体の華奢さと柔らかさに戸惑った。
顔を真っ赤にして恥ずかしがる薫が堪らなくかわいくて、愛しくて、思わず抱きしめていた。
髪から微かに香るシャンプーの匂いが鼻腔をくすぐり、体に押し当てられた柔らかい胸の感触に、理性が吹き飛びそうになった。
(あのまま強引に押し倒してたら…卯月さんはどうしただろう…?)