君に恋していいですか?
「青木部長、これ預かって来ました。」
「おっ、ありがとう。」
SS部のオフィスに戻った薫は、預かっていた書類の入った封筒を部長に渡すと、自分の席に着いてパソコンの画面を開いた。
SS勤務の女性スタッフ用のつなぎを着たまま今日の業務日報を入力していると、隣の席の後輩、長野 梨花がしげしげと薫を眺めた。
「お帰りなさい。卯月さんはやっぱりつなぎが似合いますよねぇ。」
「こっちの方が性に合うんだよね。着慣れてるし、ラクだし。」
「カッコイイですよ。違和感ないし。」
「私がそっちの制服着てる方が違和感あるんだろうね。似合わないし…。」
キーボードを打ちながら苦笑いをすると、梨花は首を横に振った。
「似合わなくはないです。ただ、つなぎが似合い過ぎてるだけです!」
「ハイハイ…。それよりいいの?もうすぐ定時だよ。」
「あっ、そうでした!今日、販売事業部と飲み会なんです。早くこれ終わらせないと。」
「頑張って。」
「卯月さんは行かないんですか?」
「私はいい。」
「おっ、ありがとう。」
SS部のオフィスに戻った薫は、預かっていた書類の入った封筒を部長に渡すと、自分の席に着いてパソコンの画面を開いた。
SS勤務の女性スタッフ用のつなぎを着たまま今日の業務日報を入力していると、隣の席の後輩、長野 梨花がしげしげと薫を眺めた。
「お帰りなさい。卯月さんはやっぱりつなぎが似合いますよねぇ。」
「こっちの方が性に合うんだよね。着慣れてるし、ラクだし。」
「カッコイイですよ。違和感ないし。」
「私がそっちの制服着てる方が違和感あるんだろうね。似合わないし…。」
キーボードを打ちながら苦笑いをすると、梨花は首を横に振った。
「似合わなくはないです。ただ、つなぎが似合い過ぎてるだけです!」
「ハイハイ…。それよりいいの?もうすぐ定時だよ。」
「あっ、そうでした!今日、販売事業部と飲み会なんです。早くこれ終わらせないと。」
「頑張って。」
「卯月さんは行かないんですか?」
「私はいい。」