王子様とあたし!?
優斗とバイバイをして、お風呂を入って、私は知らない間に眠りについていた。
「…んっ…?」
目を覚ませば、もう明るくてリビングからママが用事をする音が聞こえる。
「おはようママ。」
「あら、おはよう。」
そう言えば…
ママが朝に言うって言ってたよね?
きっ…聞かなくちゃ!
「ねぇママ?昨日…」
「あぁ、あれねぇ。」
「昨日気になってたんだよ?」
「じゃあ、そこに座って?」
そして私は、食卓の椅子に座って
ママと向かい合わせになる。
「ママね…。瑞希でいう優斗くんみたいな存在の、大切な人がいるの。」
…え…。そんなの初めて聞いたよ。
「それで…。
同居しようと思うの。」
はいはい、同居ね~♪
って!
えぇぇぇえあ!?
どどどどど同居っスか!?