王子様とあたし!?
私は静かで、誰もいない家に鍵を閉めた。
優斗のことは忘れて
新しい恋に進むって決めた。
その方が
自分のためにも
優斗のためにも
きっとこれからの人生いいことあるよ!
私、前向きに頑張るからね♪
学校に着いて私は愛美に早速話した。
愛美は泣いていた。
「瑞希…。幸せになりなよ?」
そう、言ってくれた。
私はすでに幸せ者だと思う。
ママや敬太さんがいて
そしてドSのイケメン三兄弟がいる。
今、目の前には
私のことを自分のことのように泣いてくれる
大切な親友、愛美がいる。
そして、目標に向かう優斗がいる。
私は、必ず強くなって幸せになるんだ。