A Favorite Pearson
「さっき階段でいた子やんな?」
私がこくりと頷くと、それだ確認して先生は教室を後にした。
すると真っ先に亜美が私の所へきた。何を話していたのか気になったらしく興味津々のようだった。
「なにゆ~たはったん?♪」
『なんか普通に階段にいた子
やんな?って
聞かれただけやで。』
「ないわ~!だって他にうちら
もおったのに~(-"-;)
先生ひなの事ひいきや!笑」
ただそれだけ。
なんの意味もない。
新しい代わりの先生がきただけで後はなにも変わりのない毎日だから。