超能力ゲーム

「まあ、よろしく!」

「はい!」

私は大きな声で返事をした。


私と綺羅君がペアになった20分後、みんなペアをつくり終えた。


「皆さんペアをつくり終えたようですね。ではいまから更にそのペアとペアで4人組を作ってもらおう。」

…。


202÷4…

やはり2人余る…。

余ったらきっとあの3人のように殺されるのだろう。


「では始めよう、スタート」

そう先生が言うと皆我先に動き出した。

さっきからやけに私の周りにペアがいる。

「きゃあ、綺羅君〜♡私とグループになろ!」

「いいや、私と組むのぉ〜」


その時、

「美桜〜!!」


私の名前を呼ばれた。


後ろを振り返ると…


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