夏祭りの恋物語(3)~かき氷の誘惑~
 半分信じられない思いでじいっと見ていると、章太郎が笑顔を大きくして言った。

「珠美って呼ばせてくれるなら、夏祭りのときはいつもかき氷を買ってあげる」

 それって私がかき氷につられて章太郎と付き合うみたいじゃないの。

 悔しいから本当の気持ちはしばらく言わないでおくことにしよう。


【了】
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