幸せな日々が・・・
4月

ピピピピ、ピピピピ、カチャン

「まだ眠いのに~・・・」

「早くおきなさぁい!奏汰くんいるわよー」

「はぁい・・・奏汰・・・奏汰?!」

私は急いで階段を下りた。リビングには優雅にくつろぐ奏汰がいた。

「萌、起きるの遅い。遅刻すんぞ?」

「しないよ!まだ1時間もあるじゃん!」

「お前のことだからなんかドジってギリギリになるにきまってる。」

「むっ・・・」

私、新山萌。中学3年。おっとりしてて動きが遅い。つまり運動音痴でドジ・・・。

朝からうるさい奏汰は私の幼馴染。

私は奏汰に5年も片想い中。

「ほーーら!ぼーっとしなくていいからはよ朝ごはんたべな?」

「はぁい」

朝からおいしいフレンチトーストを作ってくれる母。

私の家族は母と父って呼んでるの。小さいころからだからなんでかはわかんない。

私は急いで朝ごはんを食べて学校にいく準備をはじめた。

えっとー・・・

「奏汰ー今日って数学宿題あった?」

「あたいまえ。いつもじゃん」

「うそ・・・・。やってないーーーー!!」

「ばかだろ!数学吉田だぞ?怒ると鬼だぞ」

「知ってるし~・・・うぅぅ・・・奏汰うつさ「やだ」

「ひどっ!!言い終わる前にいわんといて!」

「今からやればおわるわ。はよやれっ」

「わかったー・・・」

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