もう一度…
「だから、怖いものじゃないと言うのは分かってあげてね。好きな人に信じられなければ彼は還って来られない。

それともうひとつ――――



今、私に見えてること、話すよ……」



「「…う、うん。」」




「今、彼の周りをたくさんの霊が取り囲んでる。
それも、悪い霊が…

これを一度に成仏させることも、祓うことも厳しいかもしれない。もちろん、全力でするよ…?

だけど…彼の気配が薄れているの…」



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