もう一度…
雅也くんは、跳ね返された…

私は、急いで雅也くんの手を掴み
ベッドで眠る彼の胸へ手を置いた。


その様子を見ていた二人がなにか叫んでる。
けれど、この世界と霊界との間にいてる私には
二人の声は聞こえなかった。  


(雅也くん…ヤツらのパワーに負けないで…
意地でも入ろうとするの…いい…?)

『……はい……くっ…』




そして……………


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