もう一度…
雅也くんは、無事に私の体を通り抜け
自分の体へと還っていった。



私も、戻った。

(今回の”仕事”はいつもよりも体力を使った。
あんなに霊に囲まれている人を助けたことなんて、一度もなかったからな・・・)



「・・・う・・ん・・・」

「「「!!」」」

「雅也・・・?気づいた・・・?」







 
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