もう一度…
「お父さんっ!お母さんっ!」

『『シオン!?』』

「やっぱり!お父さんとお母さんだった。
ずっと二人に逢いたかった…

たくさん、たくさん話したいことあるんだよ…」


(やっと逢えた…
私たちの”力”は不思議で、一番逢いたい
家族や大切な人には逢えないの…それが
どれほど大きな気持ちでも。)


『シオン…どうしてこんなところにいるんだ!?
まさか……』

「違うよ!
死んだとかそんなのじゃないと思う…」

『じゃあ、どうしてこんなところにいるの…?
シオン…ちゃんと話してちょうだい…?』


「実はね……………」


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