もう一度…

【メイへ
本当はこんなこと、メイに頼んじゃいけないし
巻き込んじゃダメなんだろうけど、
頼ませてもらうね。

この手紙をメイが読んでるってことは、
きっと雅也くんは、助かったんだろうな。　
でも、私に異変が起きてるってことだよね。

本当はとても危険な仕事だってこと、
二人には伝えてなかった。

ごめんね。

でも、私は雅也くんを助けたかったし
ミカが悲しんでる姿を見たくなった。

今回の仕事は、嫌な感じがする。
すごく、嫌な感じなの…

だから、メイに頼みごとをする。
ここに書いてあるとおりに、お願い。
ミカには言わないでね…
雅也くんのことで疲れてるだろうし、気を使わせたくない。後悔もさせたくないから。

メイに、迷惑かけてごめんね。】


その手紙とともに、もう一枚紙が入ってあった。